| 科目名 | 
     同和教育の研究  | 
    
    
     | クラス | 
     01  | 
    
 | 授業の概要 | 
 共通科目として部落問題に関する認識を深めるための授業である。初歩的な内容から出発するが、最終的には最新の部落史研究について言及する。歴史研究を学ぶことを通して部落問題の複雑さを確認するとともに、複雑な問題ではあるが解決への試みが常に行われてきたことを学ぶ。部落史研究は1990年代に大きく転換したが、どうしてそのような事態になったのかも含めて検討する。それと同時に現在の被差別部落の現状を知り、問題解決のための試みや枠組みについて考察する。  | 
 | 授業の到達目標 | 
 部落問題の歴史的研究に学びながら、被差別部落の今日的課題について学ぶ。そのことを通じて、日本社会の持つ歴史的社会的特徴とそこに生きる自己のあり方について考える。  | 
 | 授業計画 | 
 1,被差別部落の現状とジレンマ(3回)   部落の就労実態、地域の高齢化、空洞化   周囲の取り巻く視線2,部落史研究の枠組み(3回)   部落史が果たしてきた役割―――近世政治起源説   中世史研究の進展   近世部落の姿3,近代社会と部落問題(4回)   解放令の意味   近代化と差別   水平社宣言の今日的意味   戦後同和行政の進展と終焉4,解決への新しい模索(3回)  | 
 | テキスト・参考書及び自学自習についての情報 | 
 参考書は授業時に指示。  | 
 | 授業の形式 | 
 講義とビデオ視聴2回。6月に同和地区で実施される人権啓発集会に参加(土曜日午後)。その際に地区のフィールドワークを行う予定。  | 
 | 評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) | 
 出席及び期末レポート  | 
 | 本授業に関する情報 | 
   | 
 | その他 | 
   |