科目名 |
人間行動学 |
クラス |
− |
授業の概要 |
わたしたち人間は、人間の行動にさまざまな形で関心をもっています。他者がなぜ今そのように行動したのか、自分はなぜ今このように行動したのか、自他を問わず行動を観察し、解釈しようと試みます。この講義ではまず、「行動を観察し解釈する」ということが、どのようなことなのかについて学びます。その上で、行動を社会と関連付けて考えることの有用性と危険性について学び、これまでの行動研究の知見を再検討することを試みます。 |
授業の到達目標 |
人間を含め、生き物の行動は孤立したものではなく、良かれ悪かれ常に他の行動とかかわっていることを具体的に知ってもらいたいと思います。そして、他の生物種、他の人間の行動だけでなく、自分の行動についても、具体的にイメージし、豊かな理解が可能な、「考え方」を手に入れてほしいと思います。 |
授業計画 |
1.ガイダンス 本講義の目的と全体の見取り図について説明します。 2.行動の観察と解釈 行動を観察すること、その観察事実を解釈すること、とはどのようなことなのか、その危険性を含めてお話します。実際にみなさんにも観察・解釈してもらう予定です。 3.個と社会 前回までの講義をふまえ、個体の行動を社会と関連付けて考える方法と、その重要性についてお話します。 4.さまざまなコミュニケーション ここでは、これまでのコミュニケーション理論の歴史を概観するとともに、身体の歴史とコミュニケーションのあり方の多様化 |
テキスト・参考書及び自学自習についての情報 |
テキストは使用しません。参考書は講義の中で適宜紹介します。 |
授業の形式 |
ビデオ、パワーポイントなどの視聴覚機器を使います。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
主にレポート試験により評価します(80%)。講義出席者には簡単な感想を提出してもらい、内容の優れたものについては評価に加算します(20%)。 |
本授業に関する情報 |
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その他 |
授業計画はあくまで目安です。みなさんからの感想や意見をもとに、可能な限り柔軟に対応したいと考えています。こんなことが知りたい、ここはもっと深く知りたい、など、いろんな意見をお寄せください。 |