| 科目名 |
中等地理歴史科教育 |
| クラス |
− |
| 授業の概要 |
高等学校学習指導要領は、生徒たちが自ら学び、考える力を育成することが求められており、地理歴史科教育においてもその具体的指導のあり方が問われている。
この授業において、地理分野では、主として高等学校における地理教育の学習目標・内容・方法論・具体的指導法に関する問題点を検討し、また歴史的分野では世界の歴史教育の１つとして日本の歴史教育を捉えるとともに、主として日本史教育から指導内容、指導方法などについて検討する。以上のことを通じて地理・日本史・世界史教育の具体的なあり方を指導案の作成、模擬授業を通じて考えてい |
| 授業の到達目標 |
高等学校地歴科学習指導要領の目標をふまえて、
地理的分野では、現代世界に関する地理的認識を深めるとともに、地理的考察方法や地理的技法を身につけさせる授業を行える資質を形成する。
歴史的な分野では｢歴史的形成過程｣や｢地域的特色｣に関する認識を深める授業を行える資質を形成する。
その結果として、
1．学習指導要領の目標を実現するための単元展開が行えるようになる。
2．適切な資料を利用して授業の教材研究が行えるようになる。
3．実際の生徒集団を想定して具体的な学習指導案が作成できるようになる。 |
| 授業計画 |
4/17 1．地理教育の課題 学習指導要領から考える 園田
4/24 2．地理教育の内容と実際（教材研究）……地誌的学習 園田
5/01 3．地理教育の内容と実際（教材研究）……系統地理的学習 園田
5/08 4．教科書から見た第二次世界大戦後の高等学校における日本史教育 井上
5/15 5．教科書から見た第二次世界大戦後の高等学校における世界史教育 野間
5/22 6．授業分析−世界史 野間
5/29 7．授業分析−日本史 井上
6/05 8．世界史の教材研究、学習指導案の作成と評価のあり方 野間
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| テキスト・参考書及び自学自習についての情報 |
テキスト
文部省編『高等学校学習指導要領解説 地理歴史編』(ISBN978-4-407-01151-7、実教出版、平成11年12月刊)
参考書
受講生が高等学校時代に使用していた地理・世界史・日本史の教科書。
また、必要に応じてプリントを配布する。 |
| 授業の形式 |
講義と発表形式 |
| 評価の方法（評価の配点比率と評価の要点） |
(1) 教材研究、学習指導案の作成等の課題レポート(30％)
(2) 模擬授業の発表等(20％)
(3) 期末課題レポート(30％)
(4) 出席状況(20％)
1．課題レポ−ト及び授業中の発表を重視するので、欠席・遅刻が多いと単位の取得は困難になる。(1/3以上欠席した者は単位を修得することはできない。)
2．評価における期末課題レポートの割合は低いが、期末課題レポートを提出しなければ単位を修得することはできない。 |
| 本授業に関する情報 |
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| その他 |
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