科目名 |
平和教育論 |
クラス |
− |
授業の概要 |
日本社会と平和教育を平和学的に考察し、外国の平和教育を比較分析し、平和社会の形成に向けた教育方法を探る。戦後日本社会において、平和教育の理論と実践が社会状況との関わりの中でどのように展開してきたかを述べる。平和教育の実践や、子どもたちの平和意識の実態を実証的に考察する。平和博物館の展示から、戦争についての教育内容や方法を考察する。日本とイギリス、さらに各国の平和教育の特徴を比較教育学的に明らかにする。 |
授業の到達目標 |
平和教育を考察する平和学的視点、教育学的視点、社会学的視点などを理解する。世界的視野から平和教育の展開を理解し、今後の課題を考える。平和教育の授業案を考え、自分の専門領域で平和教育の授業が実践できる手がかりを得る。複合的課題対応パッケージである「学校の国際化」と「国際言語コミュニケーション教育」を学習するための関連情報を得る。 |
授業計画 |
1.オリエンテーション 2.平和教育の研究方法 3.平和教育の歴史的展開 4.外国の平和教育論の展開 5.国内の平和教育論の展開 6.学校における平和教育の実際 7.ワークショップ(参加型平和学習) 8.平和博物館による戦争についての教育 9.軍事博物館と軍事文化 10.子どもの平和意識 11.平和教育の国際比較 12.平和教育の授業案 13. 平和教育の模擬授業 14.まとめ |
テキスト・参考書及び自学自習についての情報 |
安齋・池尾編 2007年発行予定『平和学がみる日本社会(課題)』法律文化社を使用予定。 |
授業の形式 |
講義形式であるが、ワークショップも行う。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
出席状況(20%)、授業・模擬授業への参加態度(30%)、授業案・レポート(50%)などにより評価する。 |
本授業に関する情報 |
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その他 |
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