科目名 |
国際教育・実地研究B |
クラス |
− |
授業の概要 |
本講義のテーマは「異文化理解」である。異文化を理解しようと思ったら、私達はまずその異文化の担い手である人々について、基礎的な知識を正しく身につけなければならない。 したがって、本講義では日本で生活する異文化の担い手たちを毎回取りあげるものとする。 なお、本講義では全体を3部に分ける。第I部においては国民国家制度を、第II部においては出入国管理制度を、第III部においては学校教育制度を意識しながら講義を進める。 |
授業の到達目標 |
異文化を理解する過程には自文化を自覚して客体化して相対化するという過程が伴わなくてはならない。そこで、本講義では、これらの人々がそれぞれ一体どのような時代背景の下どのような経緯で日本にやってきたのかを正しく理解し、現在何を考えながらどのように暮らしているのかについて理解を深めるにとどまらず、これらの人々が日本の社会に対して突きつけている課題について学び、社会のあり方(とりわけ学校教育のありかた)を問い直すことをも目指す。 |
授業計画 |
オリエンテーション I-1:在日朝鮮人:その歴史 I-2:在日朝鮮人:その現在 I-3:中国帰国者:その歴史 I-4:中国帰国者:その現在 I:まとめ(国民国家について) II-1:留学生 II-2:日本人の配偶者 II-3:難民 II:まとめ(日本の国際化と入管体制) III-1:オールドカマーの児童生徒 III-2:「帰国子女」 III-3:ニューカマーの児童生徒 III:まとめ(日本の国際化と学校教育1) III:まとめ(日本の国際化と学校教育2)
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テキスト・参考書及び自学自習についての情報 |
講義において提示する。 |
授業の形式 |
講義。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
レポート。 |
本授業に関する情報 |
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その他 |
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