科目名 |
漢文学演習A |
クラス |
− |
授業の概要 |
『史記』の中から比較的短い話を抜粋して読む。訓点つきのテキストを用いて漢文の訓読に慣れたあと、訓点のない原文に移行する。また後半は少しまとまった分量も読むことで、『史記』の人物描写の面白さを実感し、併せて読解力を涵養するように努める。 |
授業の到達目標 |
1.訓点のついた漢文資料によって正しい漢文訓読ができるようになる。 2.辞書を用いながら訓点のない漢文がある程度読めるようになる。 3.優れた文学としての『史記』の面白さを味わう。 |
授業計画 |
1.『史記』に関する概説・授業の進め方について(1回) 2.演習T―和刻本(訓点つきの漢文)を読む(4回程度) 3.演習U―標点本(訓点のない、句読点のみの付された漢文)を読む(4回程度) 4.演習V―標点本でまとまったストーリーを読む(5回程度) |
テキスト・参考書及び自学自習についての情報 |
テキストは印刷して配布する。 参考書:戸川芳郎『漢代の学術と文化』(研文出版)、鳥山喜一『黄河の水 中国小史』(角川文庫)、内山知也『十八史略のことば』(明徳出版社)、澤谷昭次『中国史書論攷』(汲古書院)等。 |
授業の形式 |
演習形式。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
平素の授業に対する取り組み(50%)と試験またはレポート(50%)による。 |
本授業に関する情報 |
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その他 |
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