科目名 |
倫理学概論 |
クラス |
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授業の概要 |
一般に倫理や道徳は、「上からの押しつけ」や「個人的な信念や好み」にすぎないものと思われがちです。しかし、善/悪や正/不正とはどのようなものでありうるのか、私たちはそこで何を問題にしようとしているのか、これらについて筋道立てた議論をすることはできます。本講義では、倫理的な問題について考えるための基礎として、倫理学の代表的な学説を紹介するとともに、重要な論点などについても取りあげます。 |
授業の到達目標 |
現実のさまざまな倫理的問題について、きちんと考え、きちんと議論できるようになることを目標とします。また、とくに教師をめざす人には、道徳をどのように教えることができるのかについても学んでほしいと思います。 |
授業計画 |
0. 授業のガイダンス [1回] 1. 道徳的相対主義:何が善かは人それぞれだ [2回] 2. 功利主義:みんなの幸福こそが善だ [2回] 3. カント主義:重要なのは、ただひたすらに善を求めることだ [3回] 中間試験 [1回] 4. 契約主義:道徳とはお互いの利益のための約束事だ [3回] 5. 「なぜ嘘をついてはいけないの?」にどう答えるか [2回] 期末試験(定期試験期間) [1回] |
テキスト・参考書及び自学自習についての情報 |
テキストは使用せず、参考資料のプリントを活用しながら授業を進めます。 |
授業の形式 |
配付する参考資料のプリントの理解を基礎にしながら、講義形式でおこないます。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
出席などの平常点20点+中間試験30点+期末試験50点の合計で評価します。なお、試験はいずれもノート・資料等参照不可です。 |
本授業に関する情報 |
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その他 |
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