科目情報
科目名 倫理学特講 
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授業の概要 PCやインターネットの普及、情報技術の発展などによって、現代の高度情報化社会はどのような倫理的問題を提起しており、従来の倫理的枠組みはどのような見直しが求められているのか、これらについてプライバシーや知的所有権、ネット上の責任などの問題を通して考察します。 
授業の到達目標 単なる「ネットやメールでのマナー」(だけ)ではなく、その背後にある私たちにつきつけられている倫理的問題について検討することを通じて、高度情報社会において、市民として生きていくために、また教師としてこれからの子どもたちを育てていくために必要な理解をえることを目標とします。 
授業計画 0 授業のガイダンス [1回]
1 情報倫理学とは何か [1回]
2 オンラインの倫理 [2回]
3 個人情報保護とプライバシー [3回]
中間試験
4 知的所有権 [3回]
5 インターネットと民主主義 [2回]
期末試験(定期試験期間) [1回] 
テキスト・参考書及び自学自習についての情報 テキストは使用せず、参考資料のプリントを活用しながら授業を進めます。
なお情報倫理学に関する参考文献としては、下記の5点をあげておきます。
越智他編『情報倫理学』ナカニシヤ出版、2000年
D.G.ジョンソン『コンピュータ倫理学』オーム社、2002年
水谷他編『情報倫理の構築』サイエンス社、2003年
水谷雅彦『情報の倫理学(現代社会の倫理を考える15)』丸善、2003年
越智貢編『情報倫理学入門』ナカニシヤ出版、2004年 
授業の形式 配付する参考資料のプリントの理解を基礎にしながら、講義形式でおこないます。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 出席など平常点30点+中間試験30点+期末試験40点で評価します。なお、試験はいずれもノート・資料等の参照不可です。
 
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