科目名 |
ヨーロッパ文化I |
クラス |
− |
授業の概要 |
19世紀末に出現した映画は、20世紀に入って急速に発展した。 この授業では、その斬新な手法による映像表現などにより、世界的に注目されたワイマール共和国時代(1919年ー1933年)の代表的なドイツ映画を中心に、現代から見て興味深い作品を見ながら、そのテーマ、映像表現の手法、現代的意義などについてディスカッションする。映画の歩みを見ていくと、無声映画の時代と、音が入るようになったトーキーの時代では、映画の性格や質に変化が見られるが、この時代はまさにこの変わり目の時期にあたった。同時代の日本やアメリカなどの映 |
授業の到達目標 |
創世期から1930年代頃までの映画について、ドイツ映画を中心に代表的な作品を実際に見ながら、その作品の意義、映画というメディアの特徴、人々の意識形成に及ぼす力などを考える。 |
授業計画 |
授業で取り上げる項目として、以下のものを予定している。 映画の誕生:新しい大衆文化としての映画 映画「ガリガリ博士」「ファウスト」「メトロポリス」「M]「嘆きの天使」 チャップリン:「キッド」「黄金狂時代」「街の灯」「モダンタイムス」 「独裁者」 小津安二郎:「落第はしたけれど」「東京の合唱」「生まれては見たけれ ど」「一人息子」「麦秋」「東京物語」 |
テキスト・参考書及び自学自習についての情報 |
授業開始時に指示する。 |
授業の形式 |
講義および、課題についての受講生の研究発表、討論。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
出席・授業への参加度20%、レポート50%、発表30%による総合評価 |
本授業に関する情報 |
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その他 |
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