科目情報
科目名 生物学夏期実習I 
クラス − 
授業の概要 本学の付属施設として、京都府北部の海岸に「久美浜フィールドステーション」がある。丹後半島の基部から久見浜湾湾口にかけて数キロメートルの砂浜が続き、この浜辺近くに本施設が建っている。ここを基点として、浜辺に生育する数多くの海岸植物と、スナガニやアリジゴクなどの節足動物を中心に観察や野外調査を行う。砂浜という特殊な環境に適応した生物の生活を見るという視点が実習のテーマである。また、夜光虫やウミボタルの夜間観察も行う。海浜植物群落が豊かに見られる場所は、全国的に次第に少なくなってきていることから、環境保全という 
授業の到達目標 海岸の砂浜に生きる海浜植物や節足動物を野外において調査し、その分類・形態・生態などについて学習する。 
授業計画 参加できる人数は限りがあるので(約25名)、まずレポートを提出してもらい、それに合格した者だけが以後の実習に参加ができる。
・6月中旬 実習の概要説明
・7月上旬 海浜生物についての講義
・7月中旬 大学での実習
・8月下旬 現地実習前の最終確認
・8月下旬 現地実習(2泊3日) 
テキスト・参考書及び自学自習についての情報 テキストは使用しない。プリント類を配布する。 
授業の形式 現地実習前には講義や観察がある。また、自由研究を課しているので、前もって各自がテーマを設定し、勉強を深めておく必要がある。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 野外実習についてのレポートをもとに評価するが、学内実習での出席やレポート提出がその際の前提条件となる。 
本授業に関する情報  
その他 本実習は本年度をもって終了とする。