科目名 |
計算機シミュレーション |
クラス |
− |
授業の概要 |
例えば1個の自由粒子の運動は、ニュートン運動方程式などにより解ける場合が多い。しかし、粒子数が増え更にその間に相互作用が加わると多数個の解を求めることは難しくなる。しかし、多粒子であっても統計力学を用いることにより、問題を解くことができる。また、多粒子により引き起こされる問題は、1粒子にはなかった驚く現象が生まれる。ここでは、統計力学の多粒子系の問題とそのシミュレーション解法を紹介し、実際に計算機を使って演習を行なう。 |
授業の到達目標 |
多粒子が引き起こす問題を統計力学や計算機を使って解く方法について学ぶ。 |
授業計画 |
1. 統計の原理 2. 確率分布関数 3. 理想気体 4. フェルミ気体とボーズ気体 5. 化学反応 6. 揺らぎと相転移 |
テキスト・参考書及び自学自習についての情報 |
参考書 (1)バークレー物理学コース5 統計物理(上)、(下)丸善 |
授業の形式 |
講義。内容が進んだところでコンピュータ演習を適宜行なう。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
試験 60%。出席及びレポート 40%。コンピュータ演習は、学習進度の節目であるので、必ず出席のこと。 |
本授業に関する情報 |
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その他 |
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