科目情報
科目名 技術基礎II 
クラス − 
授業の概要 多次元量の関係を解析することが技術の諸分野で求められている。多次元量を扱う数学的手法である線形代数の基礎を述べる。 
授業の到達目標 線形独立、基底などベクトル空間の基礎概念をはじめ、線形写像とその性質、応用例として一次方程式の解の存在・一意性を理解する。 
授業計画 1.幾何ベクトル(3回)
基本ベクトル、スカラー積とベクトル積、直線および平面のベクトル表示
2.ベクトル空間(2回)
ベクトルの和とスカラー倍、線形独立、基底
3.線形写像と行列(3回)
写像の和・スカラー倍・積、逆写像
行列の演算、さまざまな行列
4.行列(2回)
行列の階数、正則行列
5.行列式(2回)
行列式の展開、余因数
6.一次方程式と行列(2回)
解の存在と一意性、クラメルの解法 
テキスト・参考書及び自学自習についての情報 テキストとして次の書籍を使用する。
「科学技術者のための基礎数学(新版)」 矢野健太郎・石原 繁 共著 裳華房 
授業の形式 講義と演習 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 出席状況 20%
演習 20%
中間試験 30%
期末試験 30%
ただし、出席率が2/3以上の者のみを評価の対象とする。 
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