科目名 |
情報理論 |
クラス |
− |
授業の概要 |
情報を確率的事象の生起として定義し、情報量(エントロピー)を求める。情報量に関する基本的なモデルの構築とそれによって得られる定理・証明を行なう。複雑系とよばれる分野に触れ、情報学と統計力学との関連について述べる。さらに量子情報について述べるとともに量子力学との関係について触れる。 |
授業の到達目標 |
情報科学・統計力学における方法論を学ぶ。基礎的な原理・方程式から出発し、必要な証明を示しながら具体的な問題に適用する。情報量、エントロピーなどの概念を習得する。量子情報や量子力学に発展させ、それらを数理的に取り扱う能力を養う。 |
授業計画 |
1. 情報量の導入 2. エントロピーの性質 3. 統計力学におけるエントロピー 4. 量子情報と量子力学 |
テキスト・参考書及び自学自習についての情報 |
教科書はない。参考書として以下をあげる。 (1)情報理論の基礎 横尾英俊 共立出版 (2004) (2)量子情報理論(物理学ス−パ−ラ−ニングシリ−ズ ) 佐川弘幸,吉田宣章 シュプリンガ−・フェアラ−ク東京 (2003) |
授業の形式 |
講義 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
試験 70%。出席 30%。 |
本授業に関する情報 |
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その他 |
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