科目名 |
人権教育特論II |
クラス |
− |
授業の概要 |
人権教育は学校教育のみならず、社会教育の分野、地域社会においても実施され、一定の成果を生み出してきた。2002年に同和対策事業が終結したことを踏まえ、新たな人権啓発の試みが始まっている。そうした人権教育の動向を踏まえ、地域社会で実施されるべき人権啓発のあり方を考察する一方、さまざまな人権の課題に対してどのような教育内容や方法がよりよいものであるかを、受講生の問題意識に即して検討していきたい。 |
授業の到達目標 |
@人権教育の動向を理解する。A意識調査など既存の調査から人権教育の課題を把握する。Bそのうえで、人権教育の内容や方法論について創造する。 |
授業計画 |
1.人権教育の動向(2回) 2.各地の意識調査を検討する(4回) 京都市、亀岡市、結婚に関する意識調査(大阪) 3.人権教育のありかた(7回) 普遍的アプローチの教育内容 個別課題の内容検討 実際の体験(2回) |
テキスト・参考書及び自学自習についての情報 |
テキストは指定しない。参考書は授業中に示す。受講生には次回の講義で必要な文献について資料をわたし、あらかじめ予習をしてきてもらう予定である(毎回ではない)。 |
授業の形式 |
講義、ただし講義内容に基づいた意見交流は毎時必ず行う。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
ミニレポート30%、期末レポート70% |
本授業に関する情報 |
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その他 |
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