科目名 |
言語発達心理学特論 |
クラス |
− |
授業の概要 |
主として乳幼児期の言語発達を、「心とことばの起源を探る」というトマセロの訳書を基にしながら考えていく。また、そこで自閉症をはじめとする言語発達の障害やつまずきについてもあわせて議論していきたい。 |
授業の到達目標 |
ヒトのことばの発生、ヒトの子どもはどのようにしてことばを獲得していくの、その背景となる生物学的条件、その文化的な条件は何なのかを考え、ヒトの言語発達のすじみちを理解し、言語発達を促したり妨げる内外の要因などについても理解を深めていきたい。 |
授業計画 |
基本的には、本講義で予定しているテキストにある以下の章立てに沿って進めていく。
1章 謎と仮説 2章 生物学的遺伝・文化的継承 3章 共同注意と文化学習 4章 言語的コミュニケーションと記号的表示 5章 言語の構文と出来事の認知 6章 談話と表示上の再記述 7章 文化的認知 |
テキスト・参考書及び自学自習についての情報 |
使用するテキストはトマセロ著の訳書「心とことばの起源を探る」(勁草書房)を予定している。またテキスト以外にも、補足資料があれば適宜プリントして配布する。 |
授業の形式 |
テキストを一緒に講読しながら、説明・解説を加えて授業を進めていく。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
出席状況、講読するテキスト内容の理解力やテキストをめぐる議論への活発な参加、期末の課題レポートの内容などを総合的に判断して評価する。 |
本授業に関する情報 |
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その他 |
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