科目情報
科目名 経済学特論II 
クラス − 
授業の概要 バブル経済崩壊後の日本経済は、平成不況あるいは「失われた10年」といわれるような経済の停滞期が続いている。この経済の停滞の要因として、それまでの高度経済成長期から続く経済拡大期に機能していた日本経済の諸システムが十分に機能しなくなってきたのではないかということが指摘されている。本講義では、この日本経済のさまざまなシステムについて取り上げ、それを経済学的な立場で考察するとともに、そうした事象を学校教育の中で取り上げて教えていくために必要な経済学的な考え方についても検討する。 
授業の到達目標 (1)日本経済の諸システムに対する経済的な見方を修得する。
(2)その上で、学校教育の中で取り上げていくための経済学的な考え方を修得する。 
授業計画 参加者の発表とそれについての討論(15回)
日本経済のシステムには財政システム・金融システム・労働システム・企業システム・教育システムなどさまざまなものがあるが、取り上げるトピックスは参加者との話し合いで決める。 
テキスト・参考書及び自学自習についての情報 必要に応じて紹介する。 
授業の形式 講義および演習。
すなわち、取り上げるシステムについて概要を講義した上で課題を提示し、参加者が持ち回りでそれについての発表を行い、議論をするという形式で進めていく。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 出席状況、発表内容、討論への参加状況などにより総合的に評価する。 
本授業に関する情報  
その他