科目情報
科目名 言語情報数学特論 
クラス − 
授業の概要 例年、受講者の大半が、現職教員や、教員志望の学生なので、教育現場で必要となる、情報処理技術あるいは、情報基礎理論の講義を行う。私の専門の1つが、人工知能であることから、その分野の講義が望ましいが、受講者の情報学に関する知識のレベルを考慮し、受講者の希望に沿った講義を行うものとする。したがって、最初から、私が何をやるかを決めるのではなく、第1回目の講義で、何をするかを受講者と相談の上決めることになる。たとえば、受講者が、人工知能という分野を希望した場合、以下の通りになるが、受講者の希望が異なれば、この通りに 
授業の到達目標 人工知能における、主に自然言語処理・学習の2分野で開発された種々の理論・技術・数理的側面を理解し、それらを、教育現場に活用・応用できるような素養を育成する。 
授業計画 1〜4コマ目 自然言語処理の分野から
自然言語の構文解析の種々の方法を紹介し、その計算量を論ずる。この技術の応用として、数式の評価(数式の値を求めること)方法が考えられ、演算子の優先順位や結合規則を考慮して、式の木を経て、式を評価するまでの種々の方法を議論する。
5コマ目以降 学習の分野から
人間の思考・学習形式の代表的なものに、演繹・帰納・類推・発見的学習がある。それらを計算機上に実現する上で、記号主義(symbolism)と結合主義(connectionism)の対立がある。それらの理論や数理的側面を 
テキスト・参考書及び自学自習についての情報 第1回目の講義で、何をするかを受講者と相談の上決め、その決定に従い、購入していただくテキストを助言する。 
授業の形式 教官が学生に知識を与えるだけではなく、学生が自分で調べて考えるという場を多く設ける。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) レポートにより評価する。 
本授業に関する情報  
その他