科目名 |
言語情報数学特別演習 |
クラス |
− |
授業の概要 |
例年、受講者の大半が、現職教員や、教員志望の学生なので、教育現場で必要となる情報処理技術の演習を行う。その情報処理技術は、なるべく、前期開講科目の『言語情報数学特論』の講義で得た知識を活用できるものであることが望ましい。したがって、『言語情報数学特論』で何を学んだかにより、当然、この授業での演習内容も変わることになる。たとえば、『言語情報数学特論』で、シラバスに書いた内容のことを講義した場合、演習内容は、以下の通りになるであろう。 |
授業の到達目標 |
LISPあるいは、受講者の得意なプログラミング言語により、時間計算量と領域計算量の2点における効率に注意して、各種人工知能用プログラムの作成を試みる。さらに、人工知能における、主に自然言語処理・学習の2分野で開発された種々の理論・技術・数理的側面を理解し、それらが教育に示唆し得るものを議論し、教育者としての資質向上を目指す。 |
授業計画 |
1〜6コマ目 プログラミング言語の習得 『言語情報数学特論』のシラバスに書いたように、人間の思考や学習を計算機上に実現する上で、記号主義(symbolism)と結合主義(connectionism)の対立があり、前者を選ぶならば、記号処理が得意な LISPでのプログラミングの基礎を学習することになり、後者を選ぶならば、C言語でのプログラミングの基礎を学習することになる。 7コマ目以降 『言語情報数学特論』で学んだことのプログラミング 数式と、演算子の優先順位と結合規則を与えられたとき、その数式を評価するプ |
テキスト・参考書及び自学自習についての情報 |
授業内容の決定に従い、購入していただくテキストを助言する。 |
授業の形式 |
受講者が少人数であれば、数学科の計算機室で、多ければ、情報処理センターで行う。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
レポートにより評価する。 |
本授業に関する情報 |
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その他 |
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