科目情報
科目名 保健体育科教育特別演習III 
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授業の概要 体育における健康・体力つくりのあり方について、その理念、教育目標、内容、実際の教育プログラムの諸側面から検討を行う。この中で特に、アメリカで発展してきたフィットネス教育に注目するとともに、痩身願望や身体への内観的運動プログラムの普及などの社会事象も取り上げ、からだの教育の方向性について考究する。さらに、フィットネス教育プログラムの具体例を検討し,小学校から高校段階のプログラムの可能性を探る. 
授業の到達目標 これまでの体育における健康・体力つくりのあり方について、その理念、教育目標、内容、実際の教育プログラムの諸側面から批判的視点に立って考察ができる。アメリカにおけるフィットネス教育の内容を理解するとともに、健康や体力に関する新たな社会事象に関心を向ける。フィットネス教育など新しいからだの教育のカリキュラムについて、具体的なイメージを構想し、そ実際のプログラムの可能性を探求する。 
授業計画 1.1?5週 アメリカのフィットネス教育、及び日本の体力つくり運動、体力向上キャンペーンについて概観し、以下のテーマについて分担発表をする。
? 子どもをとりまく健康・体力問題
? 日本の学習指導要領の変遷と体力目標の位置づけ
? アメリカのフィットネス教育プログラムの理念と実際
? 体力向上キャンペーンの具体例を考える
? 健康・体力に関する新たな社会事象
2.6?10週 フィットネス教育プログラムの検討
? Fitness for Life の理念と内容構成
? Fitness for Life 
テキスト・参考書及び自学自習についての情報 <テキスト>「体力づくりからフィットネス教育へ−アメリカの体育教育と身体づくりへの責任」(明石書店)
<参考資料>Fitness for Life(5th Ed.) Corbin, C.B. and Lindsey,R. (2005) Scott,Foresman and Co.: Glenview. 他,適宜資料配布 
授業の形式 討議、研究発表 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 出席の状況(75%以上の出席)、レポートの提出、発表の状況
 
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