科目名 |
重度重複障害学特論 |
クラス |
− |
授業の概要 |
重度の知的障害と肢体不自由を併せ持つ「重症心身障害児者」について、医療・教育・福祉などの多角的な視点より学ぶ。テキストを中心に進めるが、ビデオ等も適宜使用することで、学生が身近な問題としてとらえる一助とする。 |
授業の到達目標 |
重症心身障害児者(重症児者)について、広く発症の病理(医学)から教育内容に至るまで知識を習得する。社会情勢の変化に伴い、重症児者を取り巻く医学・教育・福祉を含めた環境は大きく左右されるため、現代におけるそれぞれの課題を把握し、学生自身がライフサイクルを見据えた支援の方向性を探ることを目標とする。 |
授業計画 |
1.重症心身障害児者の定義と概念 2.原因疾患の総論 3.原因疾患の各論 4.合併症について 1)てんかん 2)呼吸器疾患 3)消化器疾患 4)整形外科的疾患 5)その他の疾患 5.医療的対応 1)合併症への治療 2)リハビリテーション 6.重症心身障害児者への教育の歴史と実践 7.重症心身障害児のライフサイクルと福祉 8.現在の課題と問題点 |
テキスト・参考書及び自学自習についての情報 |
テキスト:重症児・思春期からの医療と教育―思春期からの医療ガイド、小谷裕実、三木裕和著、かもがわ出版 参考書:新生児フォローアップガイドー健診からハイリスク児の継続的支援まで、長谷川功ら著、診断と治療社 |
授業の形式 |
講義 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
課題レポート(複数回)30%、出席30%、期末(筆記)試験40%〔この期末試験を受験しないものは、原則単位取得はできない〕 |
本授業に関する情報 |
|
その他 |
|