科目名 |
日本語教育演習I |
クラス |
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授業の概要 |
一人の日本語話者として、自分がどこで、何のために、どんな日本語を使っているのか。外国語学習者としての自分は、その言語で何が話したいのだろう。何を達成したいのだろう。自分自身についてのこのような疑問や、自分も含めた周囲の人々の言語使用の観察を手がかりに、「話すこと」の授業について考えていきます。授業では、頻繁に宿題が出ると考えてください。授業は、教室の外で自分が考えてきたことを持ち寄り、協働して何かを作って、それを実際に試してみる場になります。したがって、出席を重視します。 |
授業の到達目標 |
「話すこと」を中心に、何をどう教えるかをできるだけ具体的に考えていきたいと思っています。これまでに自分が経験したことのある教え方や練習方法、既存の教材などを批判的に評価できるようになることを第一の目標とします。その上で、学習者に合わせた指導項目の選定や学習活動のデザインができるようになることが第二の目標です。 |
授業計画 |
第1〜6回:「何を教えるか」という点から ◇「会話の授業」について自分の経験を振り返る ◇「話す」という活動を掘り下げてみる ◇自分が使っている日本語について振り返る ◇シラバスを作ってみる 第7〜10回:「どう教えるか」という点から ◇外国語教育でよく使われるリソースや練習方法のバリエーションとその有用性を考える ◇他分野で使われている方法(ワークショップの手法など)を日本語教育に応用してみる ◇「話すこと」の授業を組み立てる 第11〜15回:模擬授業 |
テキスト・参考書及び自学自習についての情報 |
教科書は指定しません。必要に応じてレジュメを配布します。参考書は講義の際に指示します。 |
授業の形式 |
演習 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
平常点(授業への積極的参加と貢献)20%、宿題30%、模擬授業20%、レポート30% |
本授業に関する情報 |
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その他 |
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