科目情報
科目名 哲学特論 
クラス − 
授業の概要 「哲学」に取り組む方法はさまざまあるが、その基本は「古典を読む」ことにあり、そのためによい導入を提供することが、今年度の本研究講義の目的である。

現代の社会や思想を理解するうえで重要な哲学者のひとりに F.ニ−チェがいる。しかし、「神は死んだ」、「超人」、「善悪の彼岸」、などの言葉は知っていても、実際に彼の著書を1冊でもていねいに読んだことがある人は少ないのではないだろうか。この授業を通して、二−チェの思想形成、思想(内容)と表現(形式)の関係、二−チェの現代的意義などについて重要なことを学ぶととも 
授業の到達目標 二−チェの思想形成、思想(内容)と表現(形式)の関係、二−チェの現代的意義などについて重要なことを知る。また、哲学の古典の読み方を身につけること、さらに、哲学を人に教えるときの要点を知ることもまた、(「基礎的なレベルで」ということではあるが)目標である。 
授業計画 1 二−チェの思想形成と背景
2 二−チェの「知」の理論と表現
3 二−チェと政治哲学
4 二−チェと倫理(学)
5 二−チェ思想の、その他の面
6 現代の社会および思想における二−チェ
以上、それぞれ1-3回の授業で取り上げる(順不同)。 
テキスト・参考書及び自学自習についての情報 テキストは使用しない。論文、プリントなどを配布することがある。
参考書及び自学自習についての情報は、授業においてそのつど指示する。 
授業の形式 講義 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 平常成績(55点)、試験成績(45点)により、総合的に評価する。
平常成績は、おもに出席率・積極性・理解度をもとにする。
試験成績は、学期末試験の結果(小テスト実施の場合はその成績も含む)をもとにする[小テストに関しては、時期および内容について、授業内でのみ通知する]。 
本授業に関する情報  
その他 18年度以降入学生用