科目情報
科目名 環境経済学概論I 
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授業の概要 地球環境問題は、多くの視点より採り上げられ論じられている。しかしながら、もはや論じているだけではすまない時代にきている。それにもかかわらずあまり実効ある実践が伴ってきていない。その大きな原因の一つは、環境にかかわる経済面での意見の一致を見ることができないことである。もっと根本的には、経済的価値観の一致がみられないことである。その辺りに焦点をあてて講述する。 
授業の到達目標 地球環境保全のために、どういう価値観を持てば良いかを、経済学の視点から理解する。従来の経済学のように生産→流通→消費だけを研究対象としているのでは環境問題は解決しない。生産の前段及び消費の後段も含めた経済学が環境経済学であるといえる。本講義はその基礎的な部分の理解を目標とする。 
授業計画 第1〜5回 持続的経済発展をするための環境経済学とは
第6〜8回 生産の前の問題である資源問題の本質について
第9〜11回 消費の後の廃棄物問題の本質について
第12〜15回 エントロピーの経済学について 
テキスト・参考書及び自学自習についての情報 講義時に指示し、紹介する。 
授業の形式 基本的には、講義形式で行う。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 期末試験、レポート、出席回数などを平均的且つ総合的に判断して評価する。 
本授業に関する情報  
その他