科目情報
科目名 基礎セミナー 
クラス 技術 
授業の概要  高等学校以前の学校での学習は,教師から教えてもらう受け身の学習が多かったはずであるが,大学での学習は特に「自ら学び,自ら考える」という積極的な学習態度がきわめて重要となる。これを身につけることは一朝一夕にはできないものの,大学卒業後にも同様な態度が社会から要求されるのであり,それを大学4年間で獲得できるかどうかは,本人の将来に影響することである。本授業はこうした学習態度獲得のための基本を身に付けること,およびより良い大学生活を送るための知識とノウハウを修得するために,自ら情報を集め,整理・解釈するとともに他者に情報を上手く伝え,自らの考えに基づいて行動するために必要となる事柄を,主に実践を通じて身に付けるものである。 
授業の到達目標  大学4年間の学習を積極的に取り組めるとともに,卒業研究に向けて計画的に学習を続け,自ら解決したい学問的課題を見つけ出し,その課題に主体的に取り組めるようになることを目標とする。また,学習以外の大学生活においても,自らの人格を陶冶するために何事にも積極的に取り組む態度を修得する。 
授業計画 1.オリエンテーション
2.大学での学び方
 2−1.調査課題(テーマ設定,調査および発表)
 2−2.実験課題(実験およびレポート作成)
 2−3.技術とは何か
 2−4.技術教育とは何か
3.知的財産(著作権)について
4.大学生活の充実法
 4−1.課外活動,大学外での活動の意義
 4−2.アルバイト活動の意義と活用
 4−3.他者との接し方(友人考)
5.将来の夢とその実現に向けて
6.まとめ 
テキスト・参考書及び自学自習についての情報  資料を適宜配付し,参考資料は講義時に紹介する。「技術」および「技術教育」については,関連する現場を尋ね,実際に見聞する。大学生活の充実等については受講生同士の討論を中心に進める。 
授業の形式 講義,演習および見学(実習) 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 出席状況が40%,授業での活躍状況が30%,最終レポートが30%の比重で評価したいと考えている。 
本授業に関する情報  見学場所については,大学に近い工場などを考えている。この場合,授業は水曜日の2限目に行うものの,見学を終了して帰学する時間が3限目に食い込む日もあるので,あらかじめ了解して欲しい。 
その他