科目名 |
近代工業技術 |
クラス |
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授業の概要 |
私達の生活は多くのモノと情報で支えられている。多くの場合、モノ自身あるいはその製造過程に、また、情報の生成、処理、伝達過程に電気が関わっている。それは、電気の持つ柔軟な変換性に依るところが大きく、電気が基幹エネルギーとなった所以である。電池の発明から200年、電力事業の発足から120年が経過しているが、20世紀は電気の世紀とも呼ばれたほど、電気技術は急激な発展を遂げた。さまざまな応用分野が開拓され、現代の社会は電気なしでは成立しえない状況である。このような電気の技術的な発展過程を概観し、電気に関する基礎概念の構築を図る。 |
授業の到達目標 |
電気は現代社会に欠かすことのできない基幹エネルギーである。しかし、電気は見えないことも手伝い、よく分からぬままブラック・ボックスとして扱われている。電気を用いた、さまざまな応用技術の基本的な考え方を電気・電子技術の発展過程と現状を通して理解し、安全で有効な電気エネルギーの利用法が考えられるようになることを目標とする。 |
授業計画 |
1.電気の発見(1回) 2.電気の生産・輸送・配分(3回) 3.電気応用(4回) 3.1 光 3.2 動力 3.3 通信 4.エレクトロニクス(4回) 4.1 半導体素子 4.2 IC 5.コンピュータ(2回) 5.1 コンピュータの構造 5.2 演算装置・記憶装置・入出力装置 |
テキスト・参考書及び自学自習についての情報 |
テキストとして資料を配布する。 |
授業の形式 |
講義形式で行う。 ほぼ毎回レポートの提出を求める。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
出席状況 40% レポート 60% |
本授業に関する情報 |
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その他 |
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