科目情報
科目名 総合演習 
クラス A12 
授業の概要  環境教育を広い視点から眺め,実践するために京都市京(みやこ)エコロジーセンター(以下エコセン,伏見区池ノ内町,大学から徒歩15分)に学生が出向き,その理念と知識を本学教員から講義を受けた後,来館者(対象となるのは主に小学校低学年およびその保護者)を対象に環境教育(学習)をエコセンの展示物や自作教具などを用いて指導実践する。本授業は8月9日(土),20日(水),22日(金),23日(土),24日(日)の夏休み5日間の午後に集中実施の予定であるが,指導のための予備学習は事前に十分しておくのが望ましい。指導実践の内容や疑問点,工夫・改善すべき点などを,配布する環境教育実践ノートに毎回記入し,指導上の課題や展示の工夫について教員およびエコセン担当者から指導を受ける。最終日には来館者を対象に公開発表会でプレゼンテーションを行い,自らの成果を確認するとともに,評価を受ける。 
授業の到達目標  総合的な学習の主要な柱の一つである環境教育や環境学習について理解を深めるとともに,環境に配慮した持続可能な社会を築くために求められる知識と行動のあり方を,子ども達を直接指導する活動を通じて実践的に理解・考察するとともに,主に子ども達を対象とした環境教育の実践力を修得する。 
授業計画 1.授業の紹介とエコセンの説明
2.自然環境および社会環境における環境問題および環境教育の実際
3.生活環境および産業環境における環境問題および環境教育の実際
4.実践の見学と実践に当たっての説明
5.エコセン館内の見学と展示物の紹介およびその活用方法
6.エコセンでの環境教育の実践(企画書作りからプログラム作り,備品作り,リハーサルまで)(1)
7.〜13. 同上(2)〜(8)
14.環境教育実践のまとめ
15.環境教育実践の発表会,振り返り 
テキスト・参考書及び自学自習についての情報 環境学習・実践用の環境教育実践ノートを事前に配布する。 
授業の形式 授業計画1、2、3は講義形式、他は実践形式で、エコセンにて行う予定。数人ずつのグループに分かれ、自分達で創意工夫しながら環境教育の実践方法を創作する。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 出席状況は、実践ノートの提出時に確認する。環境教育実践ノートの記述内容および最終発表や実践の出来具合を総合的に評価する。 
本授業に関する情報  授業の日程は「授業の概要」に示したように2008年8月9日,20日,22日,23日,24日の5日間の午後である。受講希望者は必ずこの日程を確保しておくこと。日程の都合がつかない場合には(とくに授業前半の9日,20日)代替措置が可能な場合がある。事前に担当教員(技術教育・土屋)に連絡を取ること。 
その他