| 科目名 |
中等社会科教育II |
| クラス |
－ |
| 授業の概要 |
本授業では大きく次の三つのことを行う．
１．昭和22年の社会科発足以来，今日までの中学校社会科の歴史を振り返ることを通して，社会科が時代に合わせてどのように変容してきたか，また，歴史的に見た今日的な成果や課題は何かを講義を通して理解する．
２．社会科における評価の手続きや，読解力の育成や基礎学力の習得など，おもにアウトプットの視点から社会科を捉えなおす．
３．教材研究，学習指導案の作成、模擬授業等の作業を組み込みながら、おもに中学校社会科地理的分野・歴史的分野を中心とした「社会認識」形成をめざす実践的な授業づくりを行う。 |
| 授業の到達目標 |
１．中学校社会科の歴史的変遷を通して，社会科が発展途上の教科であること，及び中学校社会科の今日的な課題がわかる．
２．地理的・歴史的分野を中心に、「社会認識」形成をめざす授業のための授業やや評価が効果的に作成できる。
３．「1」「2」に基づいた実際的な単元展開や具体的な学習指導が構想できる。 |
| 授業計画 |
1．社会科の歩みと論争（1）
2．社会科の歩みと論争（2）
3．社会科の評価（1）評価の基礎と手続き
4．社会科の評価（2）補充・発展・読解力
5．社会科の授業設計③ 地形図読解演習他
6．社会科の授業設計④ 地域の規模に応じた調査の授業設計
7．社会科の授業設計⑤ 歴史的分野の授業設計（1）
8. 社会科の授業設計⑥ 歴史的分野の授業設計（2）
9. 模擬授業（1）
10.模擬授業（2）
11.附属学校教員等による実地指導（1）
12.附属学校教員等による実地指導（2）
13.社会科授業における意思決定とは？
14.社会科授業に意思決定を組み込む |
| テキスト・参考書及び自学自習についての情報 |
星村平和監修『社会科教育へのアプローチ』（現代教育社）、2007
文部省編『中学校学習指導要領解説（社会編）』（大阪書籍）
＊その他、参考書は授業時に紹介するとともに、必要に応じてプリント資料を配布する。 |
| 授業の形式 |
講義・演習・マイクロティーチング |
| 評価の方法（評価の配点比率と評価の要点） |
1）出席の状況：40％、2）学習指導案の作成：30％、3）模擬授業・授業分析レポート：30％。授業の2/3以上に出席し、かつ課題レポートを提出した者を評価の対象とする。
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| 本授業に関する情報 |
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| その他 |
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