科目名 |
中等技術科教育II |
クラス |
− |
授業の概要 |
本授業は,ものづくりと情報の各分野で構成される中学校技術科における教授・学習において,教師として必要となる資質を獲得するための具体的な知識・知恵や教育方法などを主に学習する.本科目Iで修得した理論的内容に基づき,より実践的な基礎的内容と方法を学習することで,本科目IIIで学習する領域別の学習(具体的な内容論)につなげる.なお,授業の最後4回分は文部科学省の教科調査官(技術科担当)による集中授業であり,休日または夏休み中の1日1限目〜4限目に実施の予定である。 |
授業の到達目標 |
本科目Iで学習するであろう中学校技術科教育の理念に基づき,教材・教科書,学習方法,教育技術とその評価,実習時の安全確保などを発展的に学習するとともに,教師および学習者への理解を深め,学校現場における必修および選択教科の必修および選択技術における技術科教育やそれに関連する総合的な学習の教育を実践する能力の基礎を養う. |
授業計画 |
本授業の主要な内容構成は以下の通りである.なお,後半の12〜15は外部講師による授業であり,内容に変更の可能性がある。
1.教育の目的とその背景 2.技術科の教育内容とその構成 3.学習指導法 4.学習指導の原理と法則 5.技能とその指導法 6.知識とその指導法 7.技術的思考力・創造の技法 8.教育技術(I) 9.教育技術(II) 10.授業と教材) 11.教育評価 12.我が国における技術科教育の基本方針 13.新しい学習指導要領の理念と技術科教育 14. 教師のあるべき姿について 15.技術科の授業実践 |
テキスト・参考書及び自学自習についての情報 |
必要に応じて授業時に資料を配布する.新しい中学校学習指導要領解説 ー技術・家庭科編ー(文部科学省,20年6月に刊行の予定)を購入することになる. |
授業の形式 |
主に講義形式で行うが,後半では実践力を高めるためにミニ模擬授業などの実践的学習も行う.中学校現場の教師による実地指導も予定している.また,授業実践の視聴覚教材も使用する. |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
随時,それまでの学習に関するリポートを提出させ,それを評価の主たる対象とする.授業への出席回数や授業発表やその態度なども評価対象である. |
本授業に関する情報 |
3月に文部科学省から出される新しい中学校学習指導要領の内容を,事前に学習しておくことが望ましい。 |
その他 |
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