科目名 |
国際教育協力論B |
クラス |
− |
授業の概要 |
開発理論の概略について学ぶ。また国際教育協力・開発教育の理論と実践について学習する。授業では適宜、映像資料や事例教材を使用する。 |
授業の到達目標 |
1. 開発理論の歴史的な背景と最近の動向について基本的な知識を習得する。なかでも国際協力や開発教育を実践する上で重要な「参加」と「エンパワーメント」、および「多文化主義」の概念について理解する。 2. 国際教育協力・開発教育について、基礎的な概念と意義を理解する。 3. 事例教材への取り組みを通して、開発教育の基礎的な実践手法を習得する。 |
授業計画 |
■開発理論の概略 1. 開発論の歴史的背景 2. 開発における参加型手法 3. 開発論と多文化主義 4. 開発とエンパワーメント
■開発教育の理論と実践 5. 開発教育の目的:多文化教育との関係について 6. 開発教育の意義:教科書はアフリカをどう教えてきたか 7. 知識教育から参加へ:開発教育におけるNGOの役割 8. 開発教育の教材作成(1)[事例教材] 9. 開発教育の教材作成(2)[事例教材]
■国際教育協力の理論と実践 10. 発展途上国における初等教育の現状:エチオピアの事例 11. 国際教育協力の担い手:識字教育とノンフォーマル教育 12. 発展途上国における職業訓練 13. ジェンダー教育 14. 教育と健康 15. 教育現場における調査技法:フィールドワークの手法を中心に |
テキスト・参考書及び自学自習についての情報 |
教科書: 黒田一雄・横関裕見子編『国際教育開発論』有斐閣 参考書: 西岡尚也編『子供たちへの開発教育』ナカニシヤ出版 |
授業の形式 |
教科書と講師が作成するプリントを併用する。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
授業への参加状況と、課題レポートの提出によって評価する。詳しくは第1回目の講義で説明する。 |
本授業に関する情報 |
本授業の受講を希望する者は、国際教育協力論Aを受講することが望ましい。 |
その他 |
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