科目名 |
国際教育・実地研究A |
クラス |
− |
授業の概要 |
社会のグローバル化にともない、日本国内の学校でも日本語を母語としない子ども達がともに机を並べて勉強することが珍しいことではなくなってきた。特に、私の住む愛知県では、一校の40%から50%もの児童が外国にルーツを持つというケースも珍しくない。 本授業では、愛知県における外国人児童生徒のための学習支援の実践を通して出会った事例をもとに、外国人児童生徒のための教育について考える。 |
授業の到達目標 |
日本語を母語としない児童生徒の第二言語としての日本語の習得と教科学習の課題について理解を深め、基礎的な知識を身につける。 |
授業計画 |
以下のテーマを順次取り上げる。 1.外国人児童生徒とは? 2.子どもが日本語を話さないのは、日本語がわからないから ? 3.子どもの母語が話せないと何も教えられない? 4.子どもの日本語が上達しないのは、家で日本語を使わないから? 5.日本で生まれた外国人児童の日本語能力は日本語母語話者と同じ? 6.やさしい日本語とは小学校1年生の日本語? 7. 日本語の指導はまず文字の読み書きから? 8.国語の勉強は、まず教科書の音読から? 9. 教科書を読むためには漢字の習得が先決? |
テキスト・参考書及び自学自習についての情報 |
授業中に指示。ハンドアウトの配布。 |
授業の形式 |
講義、討論 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
出席30%、討論40%、レポート30% |
本授業に関する情報 |
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その他 |
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