科目情報
科目名 環境と資源 
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授業の概要 環境問題とは、ある意味では、資源の再配分と利用法をめぐる問題である。資源とは何か。石油・石炭・鉄鉱石などの地質学的な資源をまず思い抱くであろうが、動物・植物もまた、資源である。松良は、地球上における生物資源の総量・熱帯林の現状などを、我々の生活をふりかえりながら述べ,次に生物種の絶滅と保護に関する具体例を述べる.田中は、地球資源が地球の歴史ならびに自然の歴史とともにあることを述べ、現在の地球環境問題が人類による地球資源の生産、利用、廃棄によってもたらしたものであるということの認識の重要性と,資源についての現状問題と未来問題について論じる。またエネルギー資源の成因と地球科学的意義についても述べる。 
授業の到達目標 地球上に分布する鉱物資源・生物資源・化石燃料の存在量の現状を把握し、その利用をめぐっての様々な問題点を地質学的・生態学的に考察する。 
授業計画 (松良)
地球上に何種の生物がいるのか
熱帯雨林の現状
種の絶滅(人類の出現以前と出現後)
種の保護(レッドデータブック) など

(田中)
地球の歴史と資源の歴史
エネルギー問題と地球温暖化
地下資源開発から得られたものと失ったもの
地球資源の未来問題 など 
テキスト・参考書及び自学自習についての情報 テキストを使わないが、プリントを適宜配布する。 
授業の形式 講義形式。液晶プロジェクターによる写真や図を掲示することがある。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 期末試験(配分率60%)および授業中に何度か提出してもらう小レポート(40%)を合計して評価する。その際,松良および田中の担当分は50点ずつとする。 
本授業に関する情報  
その他