科目情報
科目名 教育行財政演習 
クラス − 
授業の概要 本演習では、現在の教育改革に関するテーマを継続して設定し、公教育システムの転換について追究してきた(2003年度「教育政策と教育改革」、04年度「教育改革の 進展とその検証」、05年度「教育における国家の役割」、06年度「教員制度の改革」、07年度「教育委員会制度」)。こうした経緯を踏まえて今年度は、学校評価の問題を取り上げる。まず、こんにち進展している教育改革の状況とその背景について概説し、そのあと受講者がテーマに関わる自身の関心に応じた課題を設定して、概要、議論、課題を報告するとともに参加者全員で吟味、論議する。 
授業の到達目標 それぞれが設定したテーマに即して、受講生が課題設定し文献の検索、渉猟−資料の分析−報告と提案−議論を行うことにより、本領域における研究上の力量を向上させる。 
授業計画 1.テーマの提示と演習の進め方
2.今日の学校評価問題−教育をめぐる専門性と民主性
3.学校評価の各論の素描と報告の分担
4.〜14.それぞれによる報告と討議
15.まとめ 
テキスト・参考書及び自学自習についての情報 工藤文三ほか編『ガイドライン対応 学校評価マニュアル 』ぎょうせい、2006
窪田眞二・木岡一明編『学校評価のしくみをどう創るか―先進5カ国に学ぶ自律性の育て方』学陽書房、2004
大脇康弘ほか編『学校評価を共に創る―学校・教委・大学のコラボレーション 』学事出版、2004
堀内孜編『現代公教育経営学』学術図書出版、2002
東洋『子どもの能力と教育評価(第2版)』東京大学出版会、2001

その他、新聞、各種教育雑誌、審議会答申等を参照。
 
授業の形式 参加生による報告と議論を中心とした演習 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 担当テーマの報告:50%
議論への参加・貢献:50%
 
本授業に関する情報  
その他