科目名 |
教育社会学特講 |
クラス |
− |
授業の概要 |
現代日本の子どもを取り巻く社会と文化、子どもとは何かの子ども観、子どもの現状などについて社会学的に考察する。また、日本の子どもたちが、特に過去10年間の間にどのように変化したかを探り、現代社会の子どもたちを守り育てる方法を探る。 |
授業の到達目標 |
受講生は子どもの変化に関する文献や資料を用いて報告する。報告とそれについての討議の中で、受講生自身が現代の子どもたちが抱える教育問題を考察し、その解決に向けてどのように対処するべきかの対症法を探る。 |
授業計画 |
1.オリエンテーション 2.教育社会学とは 3.子どもの社会化 4.最近の若者 5.学生がテーマを選択し、文献研究を行い報告する。 2007年度受講生によるテーマ選択は次の通りであった。 @子どもの自律神経に関する身体的変化 A子どもの友人関係とストレス B子どもの遊びと体力 C子どもの性について D子どもの化粧 Eケータイがもたらした若者の新しいコミュニケーションの形成 6.子どもの変化についての討議(またはディベート) 2007年度のディベートのテーマは次の通りであった。 @小学生にケータイを持たせるべきである。 |
テキスト・参考書及び自学自習についての情報 |
授業時に随時参考文献を指示する。 |
授業の形式 |
前半は講義形式で数回行い、後半は学生による文献調査報告と討議(ディベート)を行う。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
出席(20%)、文献報告と討議への参加態度(40%)、レポート(40%)により評価する。 |
本授業に関する情報 |
本授業は教育学専攻学生の専門科目である。ただし授業内容は、2007年度に総合科学課程の人間科学専攻学生を対象に開講した「子ども社会論」とほぼ同じである。 |
その他 |
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