科目情報
科目名 精神検査法実習I 
クラス − 
授業の概要 前半2〜8回を小松が、後半9〜14回を矢野が担当する。前半は、毎時間一つの質問紙検査を取り上げ、自分自身で答えてもらい、次週までにその結果と解釈についてまとめて、レポートとして提出していく。後半は、器具を用いた知能・発達検査、言語能力検査などの検査者となる実習を1検査2週に渡って行う。 
授業の到達目標 検査・測定の基礎理論と教育・心理のための基礎的な精神検査を実践に即して実習し、その実施法と集計、解釈についての基礎的な技法を習得する。 
授業計画
内容
1全体説明/心理検査・測定総論
 
2職業興味テスト
 
3CMI健康調査
 
4内田クレペリン精神作業検査
 
5Y−G性格検査
 
6東大式エゴグラム
 
7親子関係診断テスト
 
8バウムテスト
 
9知能検査(田中ビネ検査)@
 
10知能検査(田中ビネ検査)A
 
11発達検査(K式発達検査)@
 
12発達検査(K式発達検査)A/言語学習能力検査(ITPA)@
 
13言語学習能力検査(ITPA) A/視知覚検査(ベンダー・ゲシュタルト検査)@
 
14視知覚検査(ベンダー・ゲシュタルト検査)A/視知覚検査(フロスティッグ視知覚検査)@ 
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テキスト・参考書及び自学自習についての情報 教科書は使用しない
検査毎に必要な資料を配布する 
授業の形式 種々の検査法を順次取り上げ、その検査の説明と実施、結果の整理法を解説する。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 前半は、毎回実施する検査法の、自分の結果についての解釈(所見)をレポートとして提出する。後半は、次週までに実験室などで検査を実施して、次週に検査結果を持ち寄り、検査結果の整理法の説明を受けて、さらにその次週に、自分の検査結果についてのレポートを提出する。
評価は前半後半で評価点を2分し、それぞれ、授業出席(50%)とレポート(50%)で評価する
 
本授業に関する情報 前半は、毎回実施する検査の所見をレポートとし、後半は毎回、検査実施法および結果整理法の説明をするので、必ず毎回出席すること。
本授業は、心理学専攻のための基礎的な科目の一つなので、心理学専攻希望者は必ず履修すること。なお、心理テストは一般には市販されていないものであり、検査結果は個人のプライバシーに関わるものであるので、取り扱いには十分に責任をもって慎重に行ってもらいたい。 
その他