科目情報
科目名 漢文学演習C 
クラス − 
授業の概要 中国の古典詩を1首ずつ取り上げ、表現・主題・韻律やその作者について研究する。唐詩が中心となるがその前後の時代にもわたる。受講者が順番に発表し、それに検討を加える形式で授業を進める。 
授業の到達目標 1.漢文資料・参考文献・工具書の使用に習熟し、漢文学の基本的な研究法を習得すること。
2.漢詩を文学として深く味わう鑑賞力を身につけること。 
授業計画 1.演習資料の配布・授業に関するガイダンス(1回)
2.担当作品の決定・調査研究の方法に関する概説(1回)
3.演習(13回) 
テキスト・参考書及び自学自習についての情報 テキスト:『詩仙堂志』(江戸時代の漢詩人石川丈山が中国歴代の36詩人から1首ずつ漢詩を選んだ書物)をもとに授業担当者が作成したテキストを配布する。
参考書:興膳宏『乱世を生きる詩人たち』(研文出版)、高木重俊『初唐文学論』(研文出版)、森博行『詩人と涙―唐宋詩詞論―』(星雲社)、・満江『李商隠研究』(汲古書院)など。 
授業の形式 演習形式。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 平素の授業に対する取り組み(50%)と発表・レポート(50%)による。 
本授業に関する情報 授業外に学外演習として詩仙堂を訪問する予定。日程は開講後に相談して決定する。
偶数年度開講。内容的には漢文学特講Aと関連する。 
その他