科目名 |
漢文学特講B |
クラス |
− |
授業の概要 |
漢文学におけるジャンル論の研究。中国歴代の散文文学の中より、比較的よく知られた作品を取り上げ、ジャンル(文体)の面からその特質を検討する。主に韓愈・柳宗元らの作品を中心にしてできるだけ幅広くジャンルを扱う。 |
授業の到達目標 |
中国の散文文学の面白さを味わいながら、当該分野におけるジャンルの重要性を理解することを目標とする。 |
授業計画 |
1.中国の散文文学のジャンルについて(1回) 2.諸ジャンルの作品とその特徴の検討(13回) 3.まとめ(1回) |
テキスト・参考書及び自学自習についての情報 |
テキスト:特に使用せず、そのつど印刷物を配布する。 参考書:佐藤一郎『中国文章論』(研文出版)、小野四平『韓愈と柳宗元―唐代古文研究序説―』(汲古書院)、古田敬一・福井佳夫『中国文章論六朝麗指』(汲古書院)など。 |
授業の形式 |
講義形式。但し、授業中に指名して漢文資料を読んでもらうことがある。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
平素の授業に対する取り組み(50%)とレポートまたは試験(50%)による。 |
本授業に関する情報 |
偶数年度開講。内容的には漢文学演習B(奇数年度開講)と関連する。 |
その他 |
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