科目名 |
近・現代文学特講 |
クラス |
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授業の概要 |
一つの近代文学の作品を、さまざまな方法論を用いて読む。今期は、夏目漱石の「坊つちやん」を扱う。 授業の柱は二つある。一つは近代文学研究の方法論の基礎や考え方、資料の調べ方などを解説すること。もう一つは、そうしたさまざまな発想を用いて実際に作品を読むこと、である。基本的の授業は講義形式で行うが、受講生への知識の定着を図るため、課題および小テスト、レポートなどを課す。 |
授業の到達目標 |
近代文学研究の基本的な技術・方法論の習得をめざす。また扱う作家・作品に対する理解を深める。 |
授業計画 |
第1回 イントロダクション 第2〜15回 毎回1つの方法論をめどに、作品の読み方を講義していく (作家論、作品論、テクスト論、読者・読書論、空間表現論、 脱構築、ジェンダー論、文化研究などを扱う予定である〉 |
テキスト・参考書及び自学自習についての情報 |
テキスト: 夏目漱石『坊っちゃん』新潮文庫 参考図書: T・イーグルトン『文学とは何か』岩波書店 石原千秋ほか『読むための理論』世織書房 廣野由美子『批評理論入門』中公新書 |
授業の形式 |
講義と課題提出の組み合わせで行う。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
8割の出席(欠席は3回まで)を単位認定の必要条件とし、成績は課題・小テスト・レポートの提出状況および達成度によって判定する。配点比率はとくに定めないが、学期中の各課題の総計:期末レポート=1:1、を目安とする。 |
本授業に関する情報 |
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その他 |
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