科目名 |
社会科教育演習IB |
クラス |
c |
授業の概要 |
地理学研究の基礎を固めるには、地理学だけではなく周辺諸科学の手法や文献を使いこなすことが肝要である。本授業では地域調査を行う前段階として、各自が関心をもつ分野の文献を読みこなすことで研究の潮流を把握し、自分自身の研究テーマを絞り込んでいけるように指導する。読み込んだ文献の内容は、批判的解釈を含め、プレゼンテーションソフトやレジュメを活用して口頭発表する。卒論に直結させることを意識した、前期(社会科教育演習IA-c)よりもハイレベルな内容が求められる。 |
授業の到達目標 |
「地域」を調べるための基礎知識と技法の習得を図り、あらゆる「地域」において何らかの興味・関心が持てる能力を育成する。生活や業務の拠点がある地域(空間)を熟知することは、現代社会において必須の基礎能力であるので、教員・公務員・民間企業・大学院などのいずれに進むにせよ、大学で学んだ者として誇り得る能力を身に付けさせたい。 |
授業計画 |
・受講生による地理学(周辺の関連領域を含む)の学術論文の紹介、および当該プレゼンテーションをめぐっての討論と指導。日本語によるもの5編以上を読むこと。論文は1編ずつを個別に紹介するのではなく、研究の潮流を把握できるように各自が工夫すること。 ・卒業論文作成の過程が理解できるよう配慮して、社会科教育演習IIB(4回生以上)との合同授業を積極的に展開する。 |
テキスト・参考書及び自学自習についての情報 |
随時指定する。 |
授業の形式 |
演習 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
出席状況と質疑などの受講態度による平常点評価(100%)。無断欠席・遅刻は厳に慎むこと。出席するだけの受動的な態度では良い評価を下しかねる。 |
本授業に関する情報 |
演習では積極的に発言すること。 |
その他 |
本授業科目の旧来の名称は、「地理学演習TB」である。 |