科目名 |
リーディングII |
クラス |
− |
授業の概要 |
基本的な文法事項や構文は理解できているはずなのに、どうも読解力不足を感じてしまうという学生に、もう一歩進んだ英文読解力を養ってもらうことを目標とする。中級以上。 |
授業の到達目標 |
「言語獲得」と「認知発達」を扱った英文テキストをテキストを用い、英文を正確に論理的に読解する訓練を行うとともに、英文の内容にも踏み込んで本テーマに関する興味深い、有益な知見を得る。受講者の人数、レベルに応じてできるだけ多読に努めるとともに、内容についての考察やディスカッションを行うことも考えている。 |
授業計画 |
初回の授業でテキストの各章の担当者を決める。文献としては、発達心理学者 M.Tomasello の文献(@とA)を中心に取り上げる。第2講から第14講までにできるだけ多くの章あるいは論文を精読することを目標とする。余裕があれば、S.Pinkerの文献も取り上げたい。第15講はまとめをする。
@Tomasello(1999): The Cultural Origins of Human Cognition. Harvard Univ. Press. AHirsh-Pasek and Golinkoff(2006): Action Meets Word: How Children Learn Verbs. Oxford Univ. Press.
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テキスト・参考書及び自学自習についての情報 |
資料はプリントにして配布する。 内容理解のために必要に応じて参考文献を適宜、紹介する。 |
授業の形式 |
演習(報告者による口頭発表を重視する) |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
成績は定期試験(60%)、レポート等の課題提出(20%)、口頭発表等の授業への参加態度(20%)を総合的に評価する。 |
本授業に関する情報 |
毎回の予習、課題提出、口頭発表の準備等、単位修得には相当な努力と熱意が必須である。 |
その他 |
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