科目名 |
英文学史B |
クラス |
− |
授業の概要 |
17世紀後半から現代までのイギリス文学史を講義します。授業は次のような手順で進めます。 1. ほぼ毎回宿題を出し、次の授業の初めに小テストをします。 2. 小テストで君たちが課題をどれくらい理解したかをはかり、授業で改めて課題作品を深く観賞したいと思います。 3. それにともない、課題にした作品や作者の属す時代や領域について講義します。 |
授業の到達目標 |
(1) 17世紀後半以降の英国の主要作家や作品について十分な知識を得る。 (2) その時代の社会的状況のなかで文学がどのように生みだされたかを考える視点を身につける。 (3) さまざまなジャンルがそれぞれどのように発展したかを了解し、その意義や面白さを理解する。 (4) 文学作品を分析するために必要な思潮や手法、用語について学ぶ。 (5) さらに深く学ぶためにはどんな作品を手にとり、どんな文献を読めばよいかを知る。 |
授業計画 |
1. Introduction: A General History of British Lit. 2. Towards modern novels: Swift and Defoe 3. The Dawn of novels: Richardson vs. Fielding 4. Smollett, Sterne and Behn 5. Gothic Romance to Jane Austen 6. Romantic Poets 7. Dickens and Thackeray 8. Women Writers: the Brontes and George Eliot 9. Victorian Poets: Tennyson, Browning 10. Pre-Raphaelites and Aestheticism 11. Hardy, Conrad, and Other Writers 12. After World War I: Pound, Auden, T. S. Eliot 13. Modern Irish Lit.: Wilde, Shaw, Yates 14. Stream of Consciousness: James to Joyce 15. Angry Young Men and after: Osborne, Beckett and Pinter |
テキスト・参考書及び自学自習についての情報 |
教科書:川崎寿彦『イギリス文学史』(成美堂)+プリント 副読本:平井正穂編訳『イギリス名詩選』(岩波文庫)+プリント |
授業の形式 |
講義と演習 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
(1) 7月の学期末試験(40%)、 (2) 授業はじめの小テスト(40%)、 (3) 英詩の暗唱 (20%) |
本授業に関する情報 |
かなりの量の作品を課題として読んでもらいます。家で読んだときに全然分からなかったとしても、解説を聞くまえにとにかく作品そのものにじかにふれてみることがたいせつだと思います。まず作品にぶつかりましょう。むずかしくても、とにかく英語を読むガッツをもって参加してください。 |
その他 |
|