科目名 |
現代数学科教育 |
クラス |
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授業の概要 |
学校教育において確率の教育は十分に充実しているとは言い難い。しかし、これは日本の事情であり、世界的には近年特に充実の方向にある。この講義では、これからの確率教育を考えるための基本的知識やその背景となる数学や確率概念の発達について学ぶことが目的である。また、この分野での児童・生徒が行う算数・数学的活動を教材づくりなどを通して実際に体験する。 |
授業の到達目標 |
・確率教育の歴史や現状、問題点などを知り、これからの確率教育を考えていく基本的な知識を得る。 ・「教材としての確率」の背景となる「数学としての確率」について理解を深める。 |
授業計画 |
0 オリエンテーション 1 確率論の萌芽 2 確率教育の歴史と現状 3 教材としての「確率」、その背景としての「確率論」 4 確率分野における教材開発 5 児童・生徒の確率概念の認識
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テキスト・参考書及び自学自習についての情報 |
テキストは使用しない、必要な場合、プリントなどを配布する。
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授業の形式 |
講義、および演習 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
出席と演習でのミニレポート(5回程度、おもに講義内に作成)を中心として判断する。
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本授業に関する情報 |
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その他 |
電卓、レポート用紙(ルーズリーフ)を各自用意すること
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