科目名 |
生活経営論 |
クラス |
− |
授業の概要 |
私たちの生活が、親から子へ、子から孫へとその生活の仕方を伝えるだけでは営めなくなって久しいが、IT技術による世界のグローバル化や少子高齢化といった経済社会の変化だけでなく、地球温暖化といった生活環境自体の変化も著しい現代においては、個々の生活だけでなく、マクロな視点でも生活をとらえる力がますます必要となっている。 講義では、生活の変化のメカニズムや生活をとらえる方法について知り、私たちの生活を主体的に経営するための基礎的な知識や力を得ることを目的とする。前半は、近代以降の生活の変化を生活史的に概観し、現代の都市的生活様式がどのように形成されてきたかを知る。後半は生まれてから死ぬまでのライフコースの変化や、生活の中で重要な位置を占める家事労働や、家計、生活時間などについて学び、現代生活の構造や特徴の理解すると共に生活をとらえる視点を養う。これらの学びをもとに、それぞれが自立した生活を営むための生活経営のあり方を共に考えて行きたい。 |
授業の到達目標 |
現代の複雑な生活構造やシステムについて理解し、それぞれがこれからの生活を主体的に営み、創造していく力を養う。
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授業計画 |
1. 生活経営の目標 2. 人口と生活 3. 生活の変化(1) 4. 生活の変化(2) 5. 生活構造とライフコース 6. 社会変動とライフコース 7. 生活と労働(1) 8. 生活と労働(2) 10.生活の経済(1) 11.生活の経済(2) 12.生活時間 13.生活文化 14.ライフステージと生活課題 15.これからの生活経営 |
テキスト・参考書及び自学自習についての情報 |
教室内で指示。必要に応じてプリント等資料配布予定。 |
授業の形式 |
講義中心 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
出欠および試験、レポートにより総合評価。 |
本授業に関する情報 |
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その他 |
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