科目情報
科目名 家庭経済学 
クラス − 
授業の概要 現代日本の生活の現状分析と問題の所在を検討し確認する。またあわせてその生活に関わる経済政策(社会保障、消費、環境、教育など社会費関連、および建設、財政金融など関連政策も適宜対象とする)の現状と課題を分析する。 
授業の到達目標 本講義の目的は21世紀市場経済社会における人々の生活にとっての経済政策の機能と意義を、福祉(すなわち、よりよい状態)の視点から確認することにある。すなわち労働者、消費者、国民としての人間存在をめぐってその経済活動がどのように営まれているかを検討していく。これは同時に現在の日本で生きるという私たち自身の生活の視点からの分析として行う。 
授業計画
内容
1イントロダクション  商品市場経済に生きること、生産・流通・分配 
2工業社会の生活と労働  工業化と脱工業化の展開、商品経済と賃金 労働基準 
3経済のグローバル化  経済と人口、生産力増大と技術革新、地球単位の市場政策 
4人口と労働力の構造変化  人口構造、就労構造 
5消費をめぐる経済構造@  衣食住・サービスの変遷、消費者保護政策 
6消費をめぐる経済構造A  サービス経済化、金融商品、インターネット 
7消費をめぐる経済構造B  住宅の商品化 
8子どもと教育  少子化の現状、子どもとは、教育の商品化 
9環境と市場経済  水・エネルギー・廃棄物、環境コストと環境保護政策 
10医療と健康  高齢化の現状、疾病と医療、公的医療保険 
11少子化と高齢社会  高齢社会の現状、公的年金制度の現状と展望 
12ケア・ワークと介護保険  家族の現状、家族の内外のケア・ワーク、介護保険制度 
13家族と生活単位  家族的責任、家族の中のアンペイド・ワーク、女性労働政策 
14貧困とセーフティ・ネット  失業の諸相、内外のホームレス、公的扶助 
15国家の中の家庭  国民負担の構造(税・社会保険料) 
 
テキスト・参考書及び自学自習についての情報 教科書は現時点では特に指定しない。参考文献は、服部個人サイトhttp://blog.goo.ne.jp/hatt_lab/を参照のこと。また講義中に適宜指示する文献リストを参照していただきたい。 
授業の形式 講義形式。質疑応答あり 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) (1)授業時間中に講義内容に関連して記述を求める小レポート [30%]
評価の要点:講義内容の理解、問題意識の形成
(2)新聞等記事コメントの提出(3テーマ以上自由、詳細は開講時に指示)[20%]
評価の要点:情報入手の視点の形成
(3)指定の課題に基づくレポート(2000字程度) [50%]
評価の要点:自分の考え、視点の獲得 
本授業に関する情報 講義を受講する前後に、関係する領域の文献や資料をみずから探して読むことがのぞましい。なお講義概要に示した各項に関連する事柄の新聞記事・ニュース報道にも関心を持つよう心がけていただきたい。 
その他