科目名 |
論理基礎 |
クラス |
− |
授業の概要 |
前半に命題論理,後半にブール代数の講義を行う。 |
授業の到達目標 |
1. 命題論理とブール代数を学習することにより、プログラミング時の論理演算について理解を深める。 2. ブール代数の応用として、組合せ論理回路の設計ができるようにする。 |
授業計画 |
1〜4コマ目 命題論理 具体的には、命題論理式とは,真理値表,標準形,意味の木,公理系,演繹定理,完全性定理 5コマ目以降 ブール代数 具体的には、ブール代数式とは,真理値表,双対性,拡張ド・モルガン則,論理式の変形,標準形,論理式の簡単化(カルノー図,クヮイン・マクラスキー法),進数変換,各種コード(2−5進コードやグレイコードなど),組合せ論理回路の設計 |
テキスト・参考書及び自学自習についての情報 |
テキスト: 本授業全体をカバーする市販の適当なテキストが存在しないため、使用しない。 参考書及び自学学習についての情報: 命題論理のみを扱った適当な参考書が市販されていないため、紹介できず、申し訳ない。ただし、命題論理より複雑な論理を解説するための基礎として、1章分、命題論理が載っている場合が多いので、これらは、授業中に紹介する。ブール代数と組合せ論理回路も、授業と難易度が同じで、カバーする範囲も同じ参考書は、市販されていない。難易度やカバーする範囲が多少異なるが、参考になりそうな本は、授業中、紹介する。 |
授業の形式 |
講義を聞いているだけでは、なかなか頭に定着しないので、ある程度講義が進むたびに、机上で演習を行う。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
(1) 期末テスト (2) 小レポート 特に重要な項目に関して、授業中に小レポートを 5, 6 回出す。これを次の授業の開始時までに出せば、期末テストの点に加点する。小レポートには、提出義務はなく、このような特典があるだけなので、是非、がんばって提出して欲しい。 |
本授業に関する情報 |
この科目の知識は、情報学を専門とする学生だけではなく、数学や言語学を専門とする学生にとっても、不可欠である。 |
その他 |
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