| 科目名 |
教育社会学特別演習 |
| クラス |
− |
| 授業の概要 |
教育社会学は、学校教育だけでなく家庭や地域における教育を含めた広い意味の教育を社会学的に研究する。高学歴化・情報化・都市化した社会から教育への影響や、教育が社会に対して果たす役割などを考察する。今回は、戦後日本社会における政治と教育の関わりについて考察する。 |
| 授業の到達目標 |
教育と政治に関する文献講読を通じて、戦後日本の教育現象を理論的に考察するとともに、社会学的分析方法の修得を目指す。 |
| 授業計画 |
1．オリエンテーション
2．教育社会学とは
3．戦後教育の概観
4．〜 14．受講生による報告・演習
テキストは『教育と政治-戦後教育史を読みなおす』
目次は以下の通りである。
１章 戦後日本の知識人と平和をめぐる教育政治
２章 戦後日本における少女という主体
３章 戦後教育における教師の権力性批判の系譜
４章 戦後保育・幼児教育政策の歩みを見なおす
５章 楽しい授業・学校論の系譜学
６章 戦後大学の「教育」化
７章 メディアとしての「国語」
８章 記憶空間の戦後と教育
９章 ポップ感覚から浮遊感覚へ |
| テキスト・参考書及び自学自習についての情報 |
今井康雄ほか編著『教育と政治-戦後教育史を読みなおす』勁草書房（3000円） |
| 授業の形式 |
演習形式で行う。 |
| 評価の方法（評価の配点比率と評価の要点） |
出席状況(20%)、授業への参加態度(40%)、レポート(40%)などにより評価する。 |
| 本授業に関する情報 |
|
| その他 |
|