科目名 |
理科教育特論I |
クラス |
− |
授業の概要 |
「現行理科カリキュラムの課題」がどこにあり、「改善の手がかり」はどこにあるかについて、「現行の教材資料(教科書や指導要領など)を、過去あるいは諸外国の教材資料と比較しつつ分析することによって検討する。 |
授業の到達目標 |
「現行理科の内容(カリキュラム)のどこに課題があるか」また「改善の手がかりはどこにあるか」について検討する研究法の一例を学ぶ。 「実際にどのような課題があり、改善の手がかりがあるか」について、問題意識を深める。 |
授業計画 |
1.理科教育の課題の概観(教育内容と教育方法) 2.理科の教育内容研究の意義と方法について 3.KJ法について 4.理科の教育内容(カリキュラム)検討の実践 1) 教科書、指導要領など、教材資料(現行のもの、過去のもの、海外のもの)の実例のいくつかを概観する。 2) 各人が着目するテーマ(例えば、植物、昆虫、動物の行動、栽培・飼育、光合成、水、溶解、力、光、天文、…等々のいずれか)と、調査資料の範囲(例えば「日本の一出版社による現行小学校理科教科書」と「米国の一出版社による小学校理科教科書」など)を決める |
テキスト・参考書及び自学自習についての情報 |
広木正紀(2003)カリキュラムの改革に連なる教材の開発.理科の教育 52(10): 7-9. 朱 蓮花・広木 正紀・村田 隆紀(2003)中国と日本の小学校教科書に取り上げられているエネルギー変換に関する学習活動 ― エネルギーカリキュラムの再編に向けた検討.京都教育大学教育実践研究紀要 3:45-59. その他、必要に応じて授業の中で紹介する。 |
授業の形式 |
講義、個人活動、発表会 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
平素の授業への参加度,およびレポート(論文形式) |
本授業に関する情報 |
|
その他 |
|