科目名 |
物理学特論III |
クラス |
− |
授業の概要 |
現代の科学技術の基盤となっている物理学の成果を中等理科(物理)教育に積極的に組み込んだカリキュラムや授業展開、実験などについて講述する。特に、欧米の物理教育を例に挙げ、日常のさまざまな場面で活きている物理学の姿を強く意識した実験や教材、探究学習の組織・運営・評価方法を中心に、日本の現状と比較しつつ、単元ごとに検討する。 |
授業の到達目標 |
・ 科学技術の成果を授業に組み込むことの長所とその際の留意点を把握できる。 ・ 探究学習の組織・運営・評価方法および生徒の活動を中心においた授業構成を理解する。 ・ 現在の物理教育について客観的に考察し、問題意識を持つことができる。 |
授業計画 |
1 物理教育の現状 1.1 はじめに 1.2 日本と欧米の比較 2 単元別考察 2.1 電流回路分野 2.2 光・波動分野 2.3 力学分野 2.4 熱・統計分野 2.5 電磁気分野 3 新しい単元 3.1 画像処理・情報伝達に関する分野 3.2 物質科学分野 4 まとめ |
テキスト・参考書及び自学自習についての情報 |
必要に応じてプリントを配布する。参考書として『アドバンシング物理−新しい物理入門−』笠耐ほか監訳(シュプリンガー・フェアラーク東京)を推奨する。 |
授業の形式 |
講義と実験・実習を組み合わせて行う。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
課題レポート(60%)とその発表(20%)および出席状況(20%)で評価する。 |
本授業に関する情報 |
受講者のニーズに合わせて、上記「授業計画 2、3」で取り扱う内容を変更する場合がある。 |
その他 |
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