科目名 |
体育・スポーツ社会学特論 |
クラス |
− |
授業の概要 |
学校体育は身体の教育としてその存在意義を持っている。一方で、社会におけるスポーツ文化の影響を大きく受け、その授業の内容を精選してきた。 そこで、本授業では、近代的身体が体育によって、如何につくられてきたかについて歴史的に検討し、その中でスポーツがどのような役割を果たしてきたかについて社会学的に考察する。 |
授業の到達目標 |
学校体育における身体教育の意味を理解し、スポーツの身体性が学校体育にどのような影響を及ぼしているかについて理解することができる。 |
授業計画 |
はじめに授業のガイダンスを行い、それぞれのテーマについて、2時間かけて講義と討議を行う。 1、 授業ガイダンス(授業のねらいについて) 2、 スポーツ・エリート・ハビトゥス(英国における身体体育の誕生) 3、 体育教育によってつくられた近代的感情(感情の制御と近代体育) 4、 運動会と学校空間(運動会のドラマトゥルギー) 5、 学校体育における身体文化の多重性と両義性(生理的身体とメタ身体) 6、 係留される身体(身体の規律化−フーコーの権力論から) 7、 体育と暴力(スポーツと暴力のメカニズム−エリアスの文明化論から) 8、 スポーツ教育とジェンダー(学校体育のジェンダーバイアス) |
テキスト・参考書及び自学自習についての情報 |
杉本厚夫編著 『体育教育を学ぶ人のために』 世界思想社 |
授業の形式 |
テーマに関わる講義とそれに対する討論を行う。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
平常点(70%)とレポート(30%)による総合評価 |
本授業に関する情報 |
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その他 |
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