科目名 |
英語科教育特論II |
クラス |
− |
授業の概要 |
第二言語理解のメカニズムについて考究する。主に心理学や活動理論の知見に基づき、第二言語の知覚・処理・表象・意識・思考・記憶等の問題を扱う。そこから、読解・聴解指導への示唆を得ることを目的とする。 |
授業の到達目標 |
第二言語理解のメカニズムを理解することを目標とし、関連する論文や先行研究を読み解くことを通して、指導法への応用力を養う。 |
授業計画 |
テキストの以下の項目を輪読するとともに、関連研究論文を精読する。
1.読みの研究はこれまでいかに推移したか 2.語彙力は読みにどう関係するか 3.読みの初期過程ー眼球運動とチャンキングを中心に 4.ワーキングメモリが読みに果たす役割 5.テキストレベルの理解はどのように達成されるか 6.読みの技能と他の言語技能はいかに関係しているか 7.読解ストラテジーとは 8.読みの力はいかに評価できるか |
テキスト・参考書及び自学自習についての情報 |
テキスト: 『英語リーディングの認知メカニズム』くろしお出版 Kintsch,W. 1998. Comprehension: A paradigm for cognition. Cambridge University Press.等
参考書: 授業時に適宜紹介するとともに、必要に応じてプリントを配布する。 |
授業の形式 |
講義・演習・発表・討論 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
1 出席点・授業への参加度(50%) 2 レポート(50%) |
本授業に関する情報 |
|
その他 |
|