回 |
内容 |
1 | 「オリエンテーション」 本授業の目標と全体概要について紹介し、受講者に本授業科目の目標と全体概要を理解させ、本授業科目を受講するに当たっての基本的な構えを形成させる。さらに5回目以降の事例研究の分担を決める。 |
2 | 「授業研究の手法(その1)」 わが国における代表的な授業研究法の1つである量的分析法の理論、分析法の具体等について詳述し、量的分析法の特徴、長所、短所等を理解させる。 |
3 | 「授業研究の手法(その2)」 わが国における代表的な授業研究法の1つである質的分析法のうち、授業記録の分析法、カンファレンス、フィールドワーク等の理論、分析法の具体等について詳述し、これらの質的分析法の特徴、長所、短所等を理解させる。 |
4 | 「授業研究の手法(その3)」 わが国における代表的な授業研究法の1つである質的分析法の中から映像分析法の理論、分析法の具体等について詳述し、質的な映像分析法の特徴、長所、短所等を理解させる。 |
5 | 「事例の発表と討論(その1)」 1回目に決めた担当者が小学校国語科の授業のビデオを事前に視聴し、収録された授業の分析を行い、授業の特徴、教師の授業づくりの特徴等について報告し、その後受講者全員での討論を通して多角的に検討して、理解を深めさせる。 |
6 | 「事例の発表と討論(その2)」 1回目に決めた担当者が小学校算数科の授業のビデオを事前に視聴し、収録された授業の分析を行い、授業の特徴、教師の授業づくりの特徴等について報告し、その後受講者全員での討論を通して多角的に検討して、理解を深めさせる。 |
7 | 「事例の発表と討論(その3)」 1回目に決めた担当者が小学校社会科の授業のビデオを事前に視聴し、収録された授業の分析を行い、授業の特徴、教師の授業づくりの特徴等について報告し、その後受講者全員での討論を通して多角的に検討して、理解を深めさせる。 |
8 | 「事例の発表と討論(その4)」 1回目に決めた担当者が小学校理科の授業のビデオを事前に視聴し、収録された授業の分析を行い、授業の特徴、教師の授業づくりの特徴等について報告し、その後受講者全員での討論を通して多角的に検討して、理解を深めさせる。 |
9 | 「事例の発表と討論(その5)」 1回目に決めた担当者が小学校総合的な学習の時間の授業のビデオを事前に視聴し、収録された授業の分析を行い、授業の特徴、教師の授業づくりの特徴等について報告し、その後受講者全員での討論を通して多角的に検討して、理解を深めさせる。 |
10 | 「事例の発表と討論(その6)」 1回目に決めた担当者が小学校道徳の授業のビデオを事前に視聴し、収録された授業の分析を行い、授業の特徴、教師の授業づくりの特徴等について報告し、その後受講者全員での討論を通して多角的に検討して、理解を深めさせる。 |
11 | 「事例の発表と討論(その7)」 1回目に決めた担当者が小学校体育科の授業のビデオを事前に視聴し、収録された授業の分析を行い、授業の特徴、教師の授業づくりの特徴等について報告し、その後受講者全員での討論を通して多角的に検討して、理解を深めさせる。 |
12 | 「事例の発表と討論(その8)」 1回目に決めた担当者が小学校家庭科の授業のビデオを事前に視聴し、収録された授業の分析を行い、授業の特徴、教師の授業づくりの特徴等について報告し、その後受講者全員での討論を通して多角的に検討して、理解を深めさせる。 |
13 | 「事例の発表と討論(その9)」 1回目に決めた担当者が小学校図画工作科または音楽科の授業のビデオを事前に視聴し、収録された授業の分析を行い、授業の特徴、教師の授業づくりの特徴等について報告し、その後受講者全員での討論を通して多角的に検討して、理解を深めさせる。 |
14 | 「シミュレーション」 前回までの学習を踏まえて、その上で受講者が各自で自らの授業づくりについてシミュレーションを行い、その成果を受講者全員で交流する。 |
15 | 「授業の事例研究の課題」 前回までの学習の成果を踏まえ、さらに教員として個人で授業改善を行う際の課題意識を持たせる。 |